平成3年12月に逝去された山本七平先生の長年にわたる思索、著作、出版活動の輝かしい成果を顕彰することを願い、弊社では平成4年5月、山本七平賞を創設いたしました。この度、第33回山本七平賞の選考を行い、下記のとおり決定しました。

第33回 山本七平賞 受賞作品

 『コロナ禍と出会い直す』(柏書房)
  磯野真穂 著
(いその・まほ/人類学者)
1976年生まれ 長野県出身

 *賞・賞金
  賞金300万円 記念品


*選考経過
第33回山本七平賞の最終選考会が、9月11日(水)人形町「玄冶店 濱田家」で開催されました。賞の対象となる作品は前年7月1日から当年6月末日までに発表(書籍の場合は奥付日)された、書籍、論文。選考会には、伊藤元重(東京大学名誉教授)、中西輝政(京都大学名誉教授)、長谷川眞理子(日本芸術文化振興会理事長)、八木秀次(麗澤大学教授)、養老孟司(東京大学名誉教授)の5名の選考委員が出席し、慎重なる討議の結果、『コロナ禍と出会い直す』磯野真穂 著(柏書房)が受賞と決定いたしました。
 
*選考理由
『Voice』令和7年1月号(令和6年12月6日発売)にて発表いたします。

*贈呈式
11月13日(水)、都内にて贈呈式を開催いたします。