WEB文蔵連載リスト
赤神 諒 詳細情報
海を詠う 岩井圭也 詳細情報
オール電化・雨月物語 青柳碧人 詳細情報
[ 都に現れた鵺と源頼政の戦いを描く物語 ]
内容のサマリー
平安末期に京に現れた謎の魔物・鵺。都の大路に鵺に殺された者たちの死体が転がる中、時の左大臣・藤原頼長は、当代最高と名高い陰陽師・安倍泰親に命じ、武士たちに鵺を退治させようとするが、ほぼ全滅の憂き目に遭う。異母弟の失態にほくそ笑む政敵の関白・藤原忠道。密かに摂関家の対立を呷り、その弱体化を狙う鳥羽院。 院、関白、左大臣の三つ巴の政争に、源頼政は敵味方に足を引っ張られながら、不遇をかこつ陰陽師・安倍広賢と共に、謎の鵺退治に挑む。頼政たちが鵺の正体を暴く時、平安京に巣食う恐るべき謎と陰謀が明らかとなってゆく……。 イラスト:菅かおる

著者:赤神 諒
1972年、京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。私立大学教授、法学博士、弁護士。2017年、「義と愛と」(『大友二階崩れ』に改題)で第9回日経小説大賞を受賞し作家デビュー。2023年、『はぐれ鴉』で第25回大藪春彦賞を受賞。その他の著書に、『仁王の本願』『大友の聖将』『大友落月記』『神遊の城』『戦神』『妙麟』『計策師 甲駿相三国同盟異聞』『空貝 村上水軍の神姫』『北前船用心棒 赤穂ノ湊 犬侍見参』『立花三将伝』『友よ』などがある。
鵺

第3話 第2話 第1話
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[ 幻の天才歌人・左川ちか。彼女に愛憎を抱いた伊藤整。二人の軌跡を追う歴史長編! ]
海を詠う
内容のサマリー
昭和初期、「女であること」とその孤独に向き合い、乗り越えようとした詩人がいた。十代で翻訳と詩作を始め、モダニズム詩壇で活躍するも、24歳で病死した左川ちか。現代詩の礎を築き、萩原朔太郎らと肩を並べるような詩界の一角を築いただろうと惜しまれた彼女は、「極北の歌人」「幻の天才」と呼ばれた――。ちかの短く、鮮やかな生涯と、彼女の才能に憧れ、嫉妬し、愛憎を抱いていた伊藤整を巡る、圧巻の歴史ロマン。

著者:岩井圭也
1987年生まれ。大阪府出身。2018年、「永遠についての証明」で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。2023年、『最後の鑑定人』で第76回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門候補、『完全なる白銀』で第36回山本周五郎賞候補。2024年、『楽園の犬』で第77回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門候補、『われは熊楠』が第171回直木三十五賞候補となる。
海を詠う

第4話 第3話 第2話 第1話
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[ 古典・雨月物語×最新家電が織りなす奇妙なミステリー ]
オール電化・雨月物語
内容のサマリー
大企業「シラミネ」の経営者はデジタル遺影を片手に亡き祖母の思い出を語りはじめ……(「シラミネ」) 古典・雨月物語をベースに、本屋大賞ノミネート『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の著者が贈る、奇妙で新しい連作短編ミステリー!

著者:青柳碧人
1980年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。2009年『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー。19年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』は多くの年間ミステリーランキングに入り、本屋大賞にノミネートされた。近著に『赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。』『名探偵の生まれる夜 大正謎百景』『ナゾトキ・ジパング』『クワトロ・フォルマッジ』『怪談青柳屋敷』『むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。』などがある。
オール電化・雨月物語

最終話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
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