雑誌
歴史街道 2024年12月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、
〈レイテ沖海戦・80年目の検証――最後の決戦で何が起きたのか〉です。
太平洋戦争の最中、絶対国防圏を破られた日本海軍は、残りのすべての戦力を投入して、昭和19年(1944)10月、アメリカ軍に戦いを挑みました。
それが、日本海軍にとって事実上、最後の決戦となった「レイテ沖海戦」です。
史上空前の規模となった海戦で、いったい何が起きたのか。
そしてその戦いは、日本の歴史にいかなる影響をおよぼしたのか。
海戦から80年の時を経て、その実相を改めて検証します。
特集2は、〈たとえ家が滅びようとも―― 戦国を生きた姫たち〉。
戦国時代、過酷な状況に置かれたのは武将だけではなく、武家の女性たちも、婚姻を通じて実家と婚家の間を取り結んだり、人質となったりと、覚悟をもって生きねばなりませんでした。
そして時には、実家、婚家、あるいはその両方が滅ぶということも……。
そんな苦難を乗り越えた、六人の姫たちの歩みに迫ります。
特別企画は、
〈三国志の二大悪人!? 董卓と呂布〉。
中国の後漢末期に政権を掌握して、恐怖政治をしいた董卓。
無双の武勇を誇るも、次々と主君を裏切った呂布。
三国志の中でも悪人のイメージのある二人ですが、その事績を見ていくと、意外な実像が見えてくるのです。果たして、彼らの素顔とは――。
〈レイテ沖海戦・80年目の検証――最後の決戦で何が起きたのか〉です。
太平洋戦争の最中、絶対国防圏を破られた日本海軍は、残りのすべての戦力を投入して、昭和19年(1944)10月、アメリカ軍に戦いを挑みました。
それが、日本海軍にとって事実上、最後の決戦となった「レイテ沖海戦」です。
史上空前の規模となった海戦で、いったい何が起きたのか。
そしてその戦いは、日本の歴史にいかなる影響をおよぼしたのか。
海戦から80年の時を経て、その実相を改めて検証します。
特集2は、〈たとえ家が滅びようとも―― 戦国を生きた姫たち〉。
戦国時代、過酷な状況に置かれたのは武将だけではなく、武家の女性たちも、婚姻を通じて実家と婚家の間を取り結んだり、人質となったりと、覚悟をもって生きねばなりませんでした。
そして時には、実家、婚家、あるいはその両方が滅ぶということも……。
そんな苦難を乗り越えた、六人の姫たちの歩みに迫ります。
特別企画は、
〈三国志の二大悪人!? 董卓と呂布〉。
中国の後漢末期に政権を掌握して、恐怖政治をしいた董卓。
無双の武勇を誇るも、次々と主君を裏切った呂布。
三国志の中でも悪人のイメージのある二人ですが、その事績を見ていくと、意外な実像が見えてくるのです。果たして、彼らの素顔とは――。
公式サイト |
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特集1 レイテ沖海戦・80年目の検証 最後の決戦で何が起きたのか
【総論】 “史上最大の海戦”の実相と敗北の本質 |
戸髙一成 |
14p |
VISUAL 史上最大の海戦に臨んだ日米両軍の艦隊 |
22p |
|
日米両軍の戦略と作戦を分析! そこから見える明断と誤断 |
大木 毅 |
24p |
決戦の行方[前編] 栗田艦隊と西村艦隊は、挟み撃ちを目論むも… |
松田十刻 |
32p |
決戦の行方[後編] 小沢艦隊が陽動に成功! それを知らぬ栗田艦隊は |
松田十刻 |
38p |
戦艦「大和」と「武蔵」の装備とは? 米艦と戦わば? |
水谷清高 |
44p |
彗星の戦果と初の特攻…飛行隊による“もうひとつの戦い” |
源田 孝 |
48p |
敗れてもなお屈せず! 決死の覚悟で戦い続けた駆逐艦 |
吉野泰貴 |
54p |
特集2 たとえ家が滅びようとも──戦国を生きた姫たち
督姫 嫁ぎ先の滅亡、夫の死、そして仇敵と再婚し… |
植松三十里 |
100p |
初姫 両親を失い、姉と妹の家が対立…それでも成したこと |
秋山香乃 |
105p |
竹林院、東向殿、五郎八姫、松姫…それぞれが歩んだ道 |
鷹橋 忍 |
110p |
特別企画 三国志の二大悪人!? 董卓と呂布
|
渡邉義浩 |
70p |
読み物
世界の常識に反しても、地動説を唱えた人々 |
菊池昌彦 |
60p |
子どもの成長を祝い、幸運を願う 世界の伝統行事 |
奈落一騎 |
66p |
農産業文化を各地に伝えた「阿波忌部」の謎 |
林 博章 |
78p |
高橋是清と渋沢敬三の〝決断〟二度の経済危機をかくして脱した |
幸田真音 |
80p |
緒方洪庵、佐藤泰然…江戸時代の蘭学者が日本に残したもの |
海堂 尊 |
116p |
江戸の風情を味わう! 身も心も温まる炬燵とグルメの話 |
今川美玖 |
120p |
好評連載 ほか
巻頭グラビア この人に会いたい vol.207 |
鞘師里保 |
7p |
大日の使徒 ザビエルとヤジロウ 第16回 |
川越宗一 |
84p |
巻末グラビア 空から味わう日本の名城 第15回 小机城 |
写真・文 畠中和久 |
130p |
歴史街道伝言板 |
94p |
|
BOOKS・CINEMA |
96p |
|
この著者に注目! 上村 剛 |
98p |
|
歴史街道脇本陣 |
127p |
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年間購読のご案内 |
124p |
|
読者アンケートのご案内 |
125p |
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次号予告! |
126p |
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表紙画・表紙のことば 大和の言葉と、ココロ |
黒鉄ヒロシ |
3p |
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歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。