歴史街道
発売日
2025年4月4日
税込価格
840円
(本体価格764円)
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歴史街道 2025年5月号

今月号の読みどころ

今月の特集1は、
〈長篠合戦・450年目の真実――最新研究から見える激戦と人間ドラマ〉です。

「鉄砲三千挺の三段撃ち」は事実か、「武田の騎馬隊」は存在したのか、なぜ、武田勝頼は決戦を選んだのか――。
長篠合戦は誰もが知る戦いですが、その実相については、いまなお議論がつづいています。
本特集では、最新研究をもとに、主な論点を整理しつつ、勝敗を分けたターニングポイント、地形から見える新事実など、様々な視点からこの合戦の本当の様相に迫ります。

特集2は、〈奇跡の勝利から120年・日本海海戦の再検証〉。
日本の連合艦隊がバルチック艦隊に完勝したことで知られる日本海海戦ですが、海戦そのものをつぶさに見ていくと、通説とは異なる点が……。
海戦の全貌を改めて検証していきます。

特別企画は、〈『解体新書』とべらぼうの時代 ~かくして奇跡の書は生まれた~〉。
大河ドラマ『べらぼう』の主人公・蔦屋重三郎が出版に関わり始めたころ、後世に大きな影響を及ぼす書『解体新書』が生み出されました。
その書が世に送り出されるまでには、どれか一つでも欠けてはならなかったであろう、人と人とのつながりがありました。奇跡の一冊が誕生した舞台裏をご紹介しましょう。

公式サイト
今月号の目次
特集1 長篠合戦 450年目の真実
【概論】
Q&Aで読み解く合戦の論点と実相
平山 優
14p
徹底分析!
勝敗を分けた8つのターニングポイント
金子 拓
28p
城郭研究者が解説!
城跡と古戦場から見える合戦の「新事実」
千田嘉博
36p
勝利の陰の立役者は誰か?
これだけは押さえておきたい6人 
小和田 哲男
42p
山県の突撃、馬場の殿【しんがり】…
敗勢でみせた武田軍の意地
片山洋一
48p
BOOK GUIDE
さまざまな視点で激戦を読む
細谷正充
54p
伝承とは異なる?
鳥居強右衛門が描かれた「背旗」の実情
金子 拓
58p
VISUAL1
両軍対峙! そして決戦へ

24p
VISUAL2
新たな立体地図からたどる古戦場の地形

26p
特集2 奇跡の勝利から120年 日本海海戦の再検証
なぜ運命の決戦に至ったか…
日露両国の戦略から読み解く
大木 毅
102p
「完全勝利」と称された海戦で、知っておきたい9つのポイント
戸高一成
112p
VISUAL
バルチック艦隊の航路と日露の動向

110p
特別企画 『解体新書』とべらぼうの時代
~かくして奇跡の書は生まれた~
山村竜也
70p
巻頭グラビア
この人に会いたい
vol.210
今田美桜
7p
短期集中連載小説
いろいろ養生仕り候えども 蹴鞠の巻(後編)
山本幸久
78p
好評連載
漫画家に聞く!
第26回 重野なおき 四コマ漫画で描く宇喜多直家

66p
隔月連載
歴史こぼれ話 日本海海戦を転機とした男たち
第6回 佐藤鉄太郎 戦史研究の大家となった“もう一人の天才”

69p
読み物
朝顔研究、製薬会社、舞台演出…
江戸時代の「リアル二刀流」
山本 渉
60p
諸葛孔明を世に送り出した男、徐庶と司馬徽は何者か?
島崎 晋
86p
『万葉集』に秘められた、事件当事者たちの想い
古川順弘
96p
父と弟は名将とされるが…
毛利隆元は凡将だったのか?
光成準治
118p
連載 ほか
この著者に注目!
増永菜生

94p
巻末グラビア 時代の荒波を生きた 世界のクイーン&プリンセス
第4回 エリザベス1世
菊池昌彦
130p
歴史街道伝言板

90p
BOOKS・TOPICS
私の一冊(辻元よしふみ)

92p
ふるさとの先人×SDGs~嚶鳴だより
第18回 細井平洲とともに歩んできた町

122p
年間購読のご案内

124p
読者アンケートのご案内

125p
次号予告!

126p
歴史街道脇本陣

127p
表紙画・表紙のことば
リトマス試験紙としての長篠合戦
黒鉄ヒロシ
3p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。