松下幸之助の経営理念・哲学を学ぶ、経営者・後継経営者のための研修セミナー。
PHP研究所が長年の研究を基にご提供する充実の10カ月プログラムです。
受講料:1,485,000円(税込)
「松下幸之助経営塾」講師プロフィール
PHP研究所では70年にわたり、松下幸之助の経営理念・人生哲学の研究を重ねてまいりました。
本セミナーでは、専門の研究員が、その真髄を経営者の皆様にわかりやすくお伝えします。
さらに、松下幸之助に直接薫陶を受けた各界のリーダーや、すぐれた経営理念によって活躍中の経営者ら、一流の講師陣が特別講師として毎回登壇。
「私の経営実践」をテーマに、皆様と討議を重ねていきます。
◎主幹講師
渡邊 祐介(わたなべ・ゆうすけ) PHP理念経営研究センター 代表(取締役 執行役員)
●専門分野:松下幸之助研究、日本経営史
1986年、(株)PHP研究所入社。普及部、出版部を経て、95年研究本部に異動、松下幸之助関係書籍の編集プロデュースを手がける。2003年、大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。修士(経済学)。日本の名経営者の経営哲学、経営理念の確立・浸透についての研究を進めている。著書に『ドラッカーと松下幸之助』『決断力の研究』『松下幸之助物語』(ともにPHP研究所)等がある。また、社外の役職としては、立命館大学ビジネススクール非常勤講師(~2023年)、企業家研究フォーラム幹事(現任)など。
◎講師
川上 恒雄(かわかみ・つねお) PHP理念経営研究センター 首席研究員(経営理念研究本部 本部長)
●専門分野:松下幸之助研究、宗教学、社会学
1991年から1997年まで(株)日本経済新聞社で新聞記者および出版編集者として勤務。その後、渡英し、エセックス大学で社会学、ランカスター大学で宗教学を専攻。宗教学博士(Ph.D.)。社会学修士(M.A.)。南山宗教文化研究所研究員、京都大学経営管理大学院京セラ経営哲学寄附講座助教を経て、2008年(株)PHP研究所入社。松下幸之助について、多様な観点から研究を進めている。著書に『「ビジネス書」と日本人』『松下幸之助の死生観』(ともにPHP研究所)。
◎ファシリテーター
的場 正晃(まとば・まさあき) PHP研究所 経営共創事業本部 本部長
1990年、(株)PHP研究所に入社し、研修局に配属される。以後、一貫して、PHPゼミナールの普及、および研修プログラムの開発に取り組む。2001年から2003年まで神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程にてミッション経営の研究を行ない、MBAを取得する。中小企業診断士。
著作に『“強い現場をつくるリーダー”になるための5つの原則』『仕事のやりがいを高め、自律的に成長するための5つの原則』(ともにPHP通信ゼミナール)。
◎特別講師陣
「松下幸之助経営塾」では、毎回、著名な経営者を特別講師にお迎えし、講義と質疑応答で学びを深めていただきます。特別講師陣は開催期によって変わります。
第29期 ※肩書きは、2024年9月時点のものです
佐久間 曻二(さくま・しょうじ) ぴあ株式会社 終身相談役
1931年、新潟県生まれ。54年、大阪市立大学経済学部を卒業。56年、同大学院経営学研究科修了後、松下電器産業株式会社(現・パナソニックホールディングス株式会社)に入社。83年、同社取締役・経営企画室長。86年、同社専務取締役。87年、同社取締役副社長。93年より株式会社WOWOW(当時は日本衛星放送)代表取締役社長に就任。以来、徹底したコスト管理と営業強化によって、倒産すら危ぶまれていた同社を再建に導く。社員に対しては、逆境こそ攻めの好機であると説く。同社の入社案内(97年)は、「ふつうの人生を送りたかったら、WOWOWだけはやめておきなさい」の言葉で始まり「それでもWOWOWでやりたい、キミを待つ」で終わっている。2001年より、同社代表取締役会長を務め、06年6月より、取締役相談役。社外取締役を経て22年6月より、ぴあ株式会社終身相談役(現任)。
田村 潤(たむら・じゅん) 100年プランニング株式会社 代表取締役
1950年、東京都生まれ。成城大学経済学部卒業。73年、キリンビール株式会社に入社。95年、支店長として高知に赴任した後、四国4県の地区本部長、東海地区本部長を経て、2007年、代表取締役副社長兼営業本部長に就任。全国の営業の指揮を執り、09年、キリンビールのシェアの首位奪回を実現した。11年より100年プランニング代表。同年より、PHPゼミナール「経営道コース」で特別講話を担当し、経営者育成に取組む。著書の『キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え!』(講談社+α新書)はベストセラーとなる。近著で『負けグセ社員たちを「戦う集団」に変えるたった1つの方法』(PHP研究所)、『人生に奇跡を起こす営業のやり方』(PHP新書)がある。
坂口 克彦(さかぐち・かつひこ)
ハウステンボス株式会社 会長執行役員、
長崎県公立大学法人 理事長
1955年、富山県生まれ。79年、新潟大学工学部を卒業後、ユニ・チャーム株式会社に入社。2012年、同社取締役常務執行役員・企画本部長兼グローバル人事総務本部長。14年、退任。同年、エイチ・アイ・エスに入社。19年、同社取締役常務執行役員CSR担当、本社人事本部長・最高人事責任者(CHO)兼ハウステンボス株式会社最高人事責任者を経て、同年、ハウステンボス株式会社代表取締役に就任。20年、株式会社エイチ・アイ・エスの取締役を退任。23年からハウステンボス株式会社会長執行役員(現任)。24年から長崎県公立大学法人理事長(現任)。
戸田 一雄(とだ・かずお) パナソニックホールディングス株式会社 終身客員
1941年、大阪府生まれ。64年、滋賀大学・経済学部卒業、同年、松下電器産業株式会社(現・パナソニックホールディングス株式会社)に入社。営業第一線を経験の後、70年から、高級音響商品「Technics」の商品企画を16年間担当。本社スタッフ経験の後、88年、電化調理事業部長就任を皮切りに、白物家電、住宅設備機器、音響・映像・情報(AVC)機器 各事業の経営を担当。2003年、代表取締役副社長に就任。国内営業統括、デザイン、ブランド、宣伝、物流を担当する傍ら、中村社長と共にいわゆる「中村改革」を推進。全社重点商品開発、松下電工と松下電器の合併、国内営業流通改革、石油温風器事故対策等、多くの改革を推進した。「全ての改革の原点は、松下幸之助経営哲学の現場実践にあり」の実証者を自認する。06年、副社長を退任。その後ネット通販大手のアスクル株式会社社外取締役に就任し、19年退任。その他外部活動としてユニバーサルデザイン協議会議長、日本・ベトナム ビジネスサポートセンター会長、滋賀大学特任教授、学校法人「文化学院」理事長等を歴任。パナソニックホールディングス株式会社終身客員。
十河 孝男(そごう・たかお) 徳武産業株式会社 代表取締役会長
1947年、香川県生まれ。高校卒業後、66年に香川相互銀行(現・香川銀行)入行。同銀行で6年間働いたのち、縫製メーカーを経て、84年に義父が経営する徳武産業株式会社へ入社。急逝した義父の後を継いで代表取締役社長に就任。89年からルームシューズの本格的な製造を開始。93年に高齢者福祉施設を運営する友人から、高齢者用のケアシューズの開発依頼を受け、高齢者の転倒事故予防のために研究を重ねる。95年、主力商品である高齢者用ケアシューズ「あゆみシューズ」を完成・発売。この製造をメインに成長を続けている(2022年7月、累計2,000万足を達成)。商品に同封したアンケートハガキの年間返却数は2万枚を超え、年間約1千通のサンキューレターが届く。お客様に寄り添い、その声に耳を傾けることで、片足販売や左右サイズ違い販売、パーツオーダーシステムの導入など、業界の常識を覆す取り組みを実践しており、今もケアシューズ市場トップを維持し続けている。15年、代表取締役会長に就任し、現在に至る。
受賞に「四国でいちばん大切にしたい会社大賞『四国経済産業局長賞』(2012年)」、「日本でいちばん大切にしたい会社大賞『審査委員会特別賞』(12年)」、「グッドカンパニー大賞『特別賞』(13年)」「第3回日本サービス大賞『経済産業大臣賞』(20年)」「令和3年度 製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)『経済産業大臣賞』(21年)」などがある。
岩井 虔 (いわい・けん) 株式会社PHP研究所 客員
1936年、満州ハルピン生まれ。千葉県、徳島県で育つ。58年、京都大学教育学部卒業ののち、松下電器産業株式会社(現・パナソニックホールディングス株式会社)に入社。61年、株式会社PHP研究所へ出向し、研究、編集、国際、研修部門を担当する。92年、同研究所専務取締役・研修局長を経て、97年に退任。同研究所顧問を経て、2009年より、現職。PHP研究所の所長であった松下幸之助に、28年間直接薫陶を受けつつ職務を担当。特にここ四十数年は、PHPゼミナールなど、主として企業人のための研修、講演に携わっている。著書に、『そう考えると楽ですね――松下幸之助との日々』(PHP研究所)。
「松下幸之助経営塾」のお申込みは
●受講資格:(1)経営者ご本人 (2)後継経営者(経営幹部)
- *現在、会社組織・団体の経営に直接携わっておられる方、および後継予定の方。
- *全6回のセミナーにご出席いただける方(代理出席不可)。
- *経営コンサルタント、研修講師など同業の方の受講はご遠慮いただいております。
- *その他、諸般の条件によりお受けできない場合もございます。
●お申込み方法
ホームページからお申込みいただきますと、折り返し弊社より、ご受講にあたっての規定やお願い事項をお伝えしたうえで「開催要領」「受講申込書」等をお届けします。
開催要領等にご同意いただいたうえ、書面で「受講申込書」を提出いただきお申込みの完了となります。