第8回「PHP作文甲子園」には、2,309作品の応募がありました。
PHP編集部による第1次・2次選抜で32作品が最終選考に残りました。
谷本惠美(カウンセラー、著述業)、佐原ひかり(小説家)、瀬津要(PHP研究所代表取締役社長)、丹所千佳(月刊誌『PHP』編集長)の4名による最終審査の結果、下記のとおり賞を決定しました。
中学生最優秀賞(1名)
星河佑誠(愛知県・海陽学園海陽中等教育学校1年)
高校生最優秀賞(1名)
仲埜実由菜(鹿児島県・池田学園池田高等学校1年)
優秀賞(10名)
古閑明花(福岡県立折尾高等学校3年)
須藤栄美(クラーク記念国際高等学校2年)
髙谷陽花(安田学園安田女子高等学校2年)
竹村光矢(愛媛県立松山西中等教育学校5年)
橋本暖生(鳥取市立桜ヶ丘中学校2年)
林 優月(京都府立桃山高等学校1年)
福田 友(鳥取市立桜ヶ丘中学校2年)
古田小晴(福岡県立折尾高等学校3年)
堀井みさと(目黒日本大学高等学校2年)
山田光之介(福岡県立折尾高等学校3年)
※50音順・敬称略
上記受賞作品12編を、月刊誌『PHP』2025年1月号より順次掲載いたします。
副賞として、最優秀賞に3万円分、優秀賞に1万円分の図書カードを贈呈します。
入賞
伊藤加恋(岡山学芸館高等学校2年)
井上 愛(埼玉県立浦和西高等学校3年)
江原明菜(埼玉県立吹上秋桜高等学校2年)
大嶽 紬(京都市立下鴨中学校2年)
岡田來磨(岡山学芸館高等学校1年)
納 稟子(池田学園池田中学校2年)
河合春杜(海陽学園海陽中等教育学校2年)
坂井里冴(富田学園岐阜東高等学校1年)
阪田拓磨(世田谷学園中学校1年)
道家帆乃花(宮城県仙台第三高等学校1年)
中田敬悟(藤嶺学園藤沢高等学校1年)
中西 凛(岡山学芸館高等学校2年)
野口海姫(福岡県立折尾高等学校3年)
平井貫太(岡山学芸館高等学校1年)
広渡望夢(福岡県立折尾高等学校3年)
松下昊雅(池田学園池田中学校1年)
毛利美麗(鳥取市立桜ヶ丘中学校2年)
森下悠登(聖ヨゼフ学園日星高等学校1年)
矢内結彩(岡山学芸館高等学校1年)
梨原希珠(お茶の水女子大学附属中学校2年)
※50音順・敬称略
谷本惠美
今回のテーマは「私のたからもの」。
一人ひとりが心の中に持つ宝物を綴る言葉、文章はとても自然体でキラキラしていました。
読むのはとても楽しかったけれど、そこから選ばなければならないのはとても辛かったです。
その中でも、読み手を意識し過ぎずに、自分の言葉で綴っているな、と感じた作文を推しました。
自分の言葉で綴っていれば、自分の心をしっかり表現していれば、かっこいい言葉を使わなくても、難しい言葉を使わなくても、読み手の心は引きつけられる。
大切なことは自分の思いを自分の言葉で綴ること。
そんなことを思い出させて貰いました。ありがとうございます。
誰にも書けない自分の言葉を、自分の世界を、これからも大事にしてくださいね。
受賞、おめでとうございます。
佐原ひかり
人から見ればがらくたでも、自分にとってはたからもの。
些細なことでも、大切なもの。
たからものをたからものたらしめているのは、その人自身の思い入れなのかもしれません。
忘れられない思い出。一瞬の鮮やかな感情。苦い記憶。言葉にできない胸の疼き。
それらを、真摯な表現で教えてくれた人を推しました。より輝かせるためのライティングをしない方も。
大切なたからものを教えてくれてありがとうございました。
ひみつは守ります。
※「作文甲子園」は株式会社PHP研究所の登録商標(第6674402号)です
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