編集後記

★先月10月号より再開した連載小説「天国よりも、どこへでも」(84頁)。楽しみに待ってくださっていた方々からさっそく感想が届いて、ありがたいかぎりです。今後の展開にぜひご期待ください!(丹)
★読者のみなさまが送ってくださるアンケートハガキ。ねぎらいや、時にはお叱りの言葉も、編集部員の力になります。まだ送ったことがないという方のおハガキも楽しみにお待ちしております!(乾)
★漆工芸「兆春塗」の制作現場を訪ねました(56頁)。独特の文様は息をのむ美しさ。しかし、83歳の折笠光助さん一人しか作ることができません。伝統工芸の後継者問題の深刻さを感じた取材でした。 (横)
★国谷裕子さん(41頁)の取材では、わかったつもりだった社会問題が多々あることを反省しました。メディアが伝える情報の重みも感じ、何をそぎ落とし、何を拾いあげるか、より慎重に編集しました。(隈)
★ホテルコンシェルジュとして、常に頭の中で複数の選択肢を巡らせている田中英司さん(31頁)。取材で訪れた私たちをも「おもてなし」しようとするお心遣いに感服し、見習いたいと思いました。(石)
★気をくばり先回りして考えすぎて、かえって自分の首をしめているなぁと思うことがあります。今号の特集を参考に、心の回転速度を落として、気にせず、おおらかに生きることも大切ですね。(窪)

小さなきっかけで気分は上向く

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ついイライラしたりクヨクヨしたり、もう少しおおらかにいられたら...と思うことはありませんか? 今月号は俳優の古田新太さん、プロフィギュアスケーターの村上佳菜子さん、ホテルコンシェルジュの田中英司さん、編集者の末盛千枝子さん、哲学者の小川仁志さんにご登場いただいて、「タイパ」など効率のよさが求められ、常に情報があふれる時代だからこそ、おおらかになれるヒントをご紹介します。

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