上司と部下が仕事の話しかできない…それってどうですか?

とつぜんですが、みなさんの会社の職場では、コミュニケーションが十分ですか?

□職場のチームワーク、人間関係をよくしたい
□部門間の壁をとりはらいたい
□社員と職場をもっと元気にしたい

といった課題に頭を抱えている経営者、リーダーは少なくないかもしれません。
 

よくある仕事や職場に関するアンケート調査などをみると、企業の規模や業種、社員の年齢を問わず、「職場の人間関係」や「コミュニケーション」を悩みにあげる人がつねに上位を占めています。

とくに、この季節は、新入社員の入社、異動や転勤など、新しい環境での仕事が始まることもあって、そうした悩みをもつ人が増えがちです。

どうやら社員の5月病やメンタルダウンといった問題も、他人事というわけにはいかないようです。

ビジネスコミュニケーション

たとえば……

□朝夕の挨拶も元気がない
□昔に比べてなんとなくギスギスしている
□上司と部下が仕事の話しかしない
□違う部署同士で、ほとんど会話がない
□離職率が高い

職場をみていてそんな感じがするのであれば、やはり何らかの手を打ちたいものです。

「働き方改革」で長時間労働の改善や生産性向上がいわれていますが、職場のコミュニケーションをよくして、社員のモチベーション、メンタルヘルスのアップにつなげていくことが先なのではないでしょうか。

松下幸之助が大切にした衆知経営

パナソニック(旧:松下電器産業)の創業者・松下幸之助は、事業活動を行う上で、社員同士のコミュニケーションを大切にし、衆知を集める経営を実践しました。

衆知を集めるということをやらない人は、絶対に私はあかんと思うんです。小僧さんの言うことでも聞く社長もあれば、小僧さんの言うことには耳を傾けない人もある。そんな社長はあかん。なんぼ会社が発展しておってもやがてつぶれる会社である。だから小僧さんの言うことも、お得意先の言うことも当然頭に入る、そういうようにならないといかんと思います。

昭和51年(1976)5月10日、名古屋青年会議所五月例会での発言(『松下幸之助発言集』第4巻)

松下幸之助

小僧さんの言うことにも真剣に耳を傾ける--社長にそんなことをされたら、小僧さんもますますやる気になりますね。

「衆知」とは平たく言えば「みんなの知恵」。活発なコミュニケーションによって衆知を集め、社員の参加意識とやりがいを高めていく。

これが松下幸之助の衆知経営です。

はたして、みなさんの職場では、社員の衆知が集まっているでしょうか。

松下幸之助が創刊した雑誌『PHP』

そんな松下幸之助が創刊した雑誌が『PHP』です。

『PHP』は、人としての心のあり方を説き、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌で、毎月50万部発行しています。駅の売店などで見かけたことのある人もいるかもしれませんね。

・作家の曽野綾子さん(2015年12月号)
・心理学者の加藤諦三さん(2015年12月号)
・大和ハウス工業会長兼CEO樋口武男さん(2017年3月号)
・イトーヨーカドー創業者の伊藤雅俊さん(2015年4月号)
・タレントの萩本欽一さん(2012年8月号)
・V6の井ノ原快彦さん(2015年4月号)
・関ジャニ∞の村上信五さん
・女優の満島ひかりさん(2017年8月号)、吉田羊さん(2015年7月号)
・元・中日ドラゴンズの山本昌さん(2016年7月号)
・広島東洋カープの新井貴浩さん(2015年6月号)……

著名な作家や専門家、経営者、俳優・女優、スポーツ選手が明かしてくれる苦労や挫折を読むと、「自分の悩みなんて小さいな」と思えてきて、生き方のヒントをもらったような気がしてきます。

月刊PHP

2012年8月号

『PHP』は社員の人間性に効く漢方薬

『PHP』は、今でこそ書店や駅の売店、コンビニエンスストアで売っていますが、もともと雑誌が普及するきっかけとなったのは「職場」でした。

「物をつくる前に人をつくる」という言葉を遺した松下幸之助のものの見方・考え方が人材育成や共通の話題づくりに役立つと、多くの経営者、リーダーに愛読され、広がっていったのです。

現在でも、全国1,000社以上で活用されていて、なかには職場で『PHP』を用いた勉強会を開くところもあるほどです。
 

実際に『PHP』を職場で読んでいるという会社では、

□コミュニケーションが活発になり、部門間の壁がなくなった
□職場の風通しがよくなり、チームワークが高まった
□いろいろな人の生き方が学びになり、仕事に真摯に向きあう社員が増えた
□仲間への思いやり、お客様への誠実さが育まれた

といった実感があるようです。

「漢方薬のようにじわじわ社員の人間性に効いてくる」――そんなことをおっしゃる経営者もおられます。

しかも一冊220円! なかなかリーズナブルではありませんか?
 

見本誌、お送りします!

そんなうまい話があるのか? 半信半疑の方もおられるかもしれませんね。

でも、論より証拠、まずは試しに一度、ご自身で読んでみてはいかがでしょうか。

昨日より今日、今日より明日の人生が楽しく、充実したものになるように……。

月刊「PHP」は、さまざまな方々のご体験や思いから「生き方」について考えあう人生の応援誌。

貴社の社員の人間性アップ、職場のチームワークとコミュニケーション向上に、お役にたちます。

月刊PHP