『PHP』贈呈先の声をご紹介します。
社会医療法人みやま会盛岡観山荘病院 理事長・院長 小泉幸子様にお話を伺いました。
(※肩書は2023年取材当時)
患者さんの立場に立つ医療と心ある優しい看護を目指して
当院は1951年、創設者の小泉八郎が戦後の混乱と貧困による厳しい社会情勢の中で精神を病む人が多くいることに心を痛め、「郷土に光を」との思いから開設した病院です。「観山荘」と呼ばれた別荘の敷地内にあり、たくさんの緑に囲まれた落ち着いた環境です。
173床の小さな病院ですが、「患者さんの立場に立った安全で良質な医療」と「心ある優しい看護」の実践を目指してきました。患者さんの心に寄り添い、真心込めて診療し、お世話をさせていただくには、まず私たち自身が明るく優しい気持ちでなければなりません。「さわやかで風通しのよい職場環境」「職員みんなで明るく仲良く」を心がけ、患者さんもご家族も安心できるアットホームな病院づくりを進めています。
これからも精神科救急医療と地域生活支援を両輪に、患者さん中心の医療を行なってまいります。
つらい気持ちに寄り添ってくれる『PHP』
『PHP』は、アート不動産さんが毎月贈呈くださっています。バックナンバーも含め病棟の図書コーナーに置き、患者さんがいつでも手に取って閲覧できるようにしています。
本は自分のペースで読めます。自身の感じ方や理解に合わせ、必要であれば繰り返し読むこともできる。それがいいところだと思います。
現代は不安やストレスが大きい時代。『PHP』には、そんな時代を生きるためのさまざまな工夫やヒントが綴られています。つらい気持ちを抱えている患者さんたちに寄り添い、支えてくれる存在にもなっています。