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第30回「山本七平賞」最終選考結果のお知らせ。受賞作は太刀川英輔著『進化思考』

PHP研究所は、97()「帝国ホテル東京」にて、第30回山本七平賞の最終選考会を開催しました。その結果、以下のとおり受賞作が決定しましたので、ここにお知らせいたします。

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山本七平賞

受賞作:『進化思考 生き残るコンセプトをつくる「変異と適応」』
(海士の風 2021年4月23日)

進化思考──それは、生物の進化のように2つのプロセス(変異と適応)を繰り返すことで、本来だれの中にもある創造性を発揮する思考法。40億年にわたり変異と適応を繰り返してきた生物や自然を学ぶことで、創造性の本質を見出し、体系化したのが『進化思考』である。本書には50個の進化ワークが登場する。「変異」の章ではたくさんのアイデアを出し、「適応」の章ではたくさんの情報や繋がりを理解し、「コンセプト」の章ではそれらが美しく結合した時代を生き残るコンセプトに出会うことができるだろう。

著者:太刀川英輔(たちかわ・えいすけ)

1981年横浜市生まれ。NOSIGNER代表。JIDA(日本インダストリアルデザイン協会)理事長。法政大学工学部卒業。06年、慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。国立阿南高等専門学校特命教授。慶應義塾大学特別招聘准教授。グッドデザイン賞金賞(日本)やアジアデザイン賞大賞(香港)など100以上の国際賞を受賞。著書に『デザインと革新』(パイ インターナショナル、2016年)がある。

 

副賞として300万円、記念品として腕時計、山本七平著『静かなる細き声』の特装本を贈呈します。贈呈式は11月11日(木)、都内で開催予定です。

山本七平賞は、平成3年12月に逝去された山本七平氏の長年にわたる思索、著作、出版活動の輝かしい成果を顕彰することを目的に、平成4年5月に創設されました。賞の対象となる作品は前年7月1日から当年6月末日までに発表(書籍の場合は奥付日)された、書籍、論文で、選考委員は、伊藤元重(学習院大学教授)、中西輝政(京都大学名誉教授)、長谷川眞理子(総合研究大学院大学学長)、八木秀次(麗澤大学教授)、養老孟司(東京大学名誉教授)の5氏。

なお、山本七平賞の過去の受賞作品はこちらをご参照ください。


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