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第30回「山本七平賞」 最終候補作決定のお知らせ
第30回「山本七平賞」の予備選考会を実施し、下記の通り最終候補作が決定しましたのでお知らせいたします。
◆『進化思考 生き残るコンセプトをつくる「変異と適応」』
(太刀川英輔著 海士の風)
◆『東京復興ならず 文化首都構想の挫折と戦後日本』
(吉見俊哉著 中公新書)
◆『不寛容論 アメリカが生んだ「共存」の哲学』
(森本あんり著 新潮選書)
以上、五十音順
山本七平賞は、平成3年12月に逝去された山本七平氏の長年にわたる思索、著作、出版活動の輝かしい成果を顕彰することを目的に、平成4年5月に創設されました。賞の対象となる作品は前年7月1日から当年6月末日までに発表(書籍の場合は奥付日)された、書籍、論文で、選考委員は、伊藤元重(学習院大学教授)、中西輝政(京都大学名誉教授)、長谷川眞理子(総合研究大学院大学学長)、八木秀次(麗澤大学教授)、養老孟司(東京大学名誉教授)の5氏。
最終選考会は9月7日(火)に実施され、受賞作品が決定します。受賞者には副賞として賞金300万円と記念品が贈られ、贈呈式は11月11日(木)、都内で開催予定です。