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第29回「山本七平賞」 最終候補作決定のお知らせ
この度、第29回「山本七平賞」の予備選考会を実施し、最終候補作が決定しましたのでお知らせいたします。
最終候補作
『世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学』(近内悠太著 ニューズピックス)
『テレビ越しの東京史 戦後首都の遠視法』(松山秀明著 青土社)
『歴史の教訓 「失敗の本質」と国家戦略』(兼原信克著 新潮新書)
以上、五十音順
山本七平賞は、平成3年12月に逝去された山本七平氏の長年にわたる思索、著作、出版活動の輝かしい成果を顕彰することを目的に、平成4年5月に創設されました。賞の対象となる作品は前年7月1日から当年6月末日までに発表(書籍の場合は奥付日)された、書籍、論文で、選考委員は、伊藤元重(学習院大学教授)、中西輝政(京都大学名誉教授)、長谷川眞理子(総合研究大学院大学学長)、八木秀次(麗澤大学教授)、養老孟司(東京大学名誉教授)の5氏。
最終選考会は9月23日(水)に実施され、受賞作品が決定します。受賞者には副賞として賞金300万円と記念品が贈られ、贈呈式は11月13日(金)、都内で開催予定です。