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大門剛明著『不協和音』がドラマ化。テレビ朝日ドラマスペシャル、田中圭×中村倫也の実力派俳優が共演

社会派ミステリの新旗手・大門剛明の人気小説『不協和音』がドラマ化され、田中圭×中村倫也の実力派俳優の共演により、2020年3月15日(日)午後9:00より、テレビ朝日系列で放送されます。

不協和音

大門剛明著『不協和音』(PHP文芸文庫)は、兄弟にして刑事と検事、反目しあう二人の意地と信念が数々の事件の意外な真相を解き明かす、京都を舞台とした連作ミステリー小説です。
著者の大門剛さんは、第29回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞して作家デビューした社会派ミステリ作家。その大門さんの人気小説『不協和音』が、実力派俳優として注目の田中圭さん、中村倫也さんの共演によりドラマ化されます。

田中さんが演じるのは、愚直なまでに真っ直ぐな精神で真正面から事件と向き合う熱血刑事・川上祐介。そして、中村さんが演じるのは東大卒のエリート検事で、時に冷徹とも思える冷静沈着さで事件と向き合う唐沢真佐人。
かつて不当な自白強要で冤罪を生み出した刑事の息子として、小学校でイジメの対象にまでなった2人は、父の死後に別々の家庭に引き取られ、新たな人生を歩みます。
そんな2人はやがて刑事と検事になり、ある事件の捜査で再会を果たすことに!
それぞれの譲れない信念をぶつけ合いながら、難解を極める事件の真相を解明していきます。
 

出演者コメント

田中圭(川上祐介・役)

以前は同じ刑事役でも熱血じゃなく、どちらかと言うとインテリや氷のようなキャラクターが多かったんです。僕自身も熱い人間ではないので、今回は「えっ!? オレ、こっち!?」と驚く気持ちもありました。たぶん最近は一直線というか、素直な役が多かったからかなぁ…と思いつつ、そのイメージも払拭して“炎の刑事”ぽくしたくて、髪を切りました。
今回は兄弟の物語も劇中の事件も面白く、いろんな見方ができてワクワクする台本。(中村)倫也とも初めてガッツリ絡めるし、すごく楽しみが増しました。実際の撮影では、俳優・中村倫也の存在がやっぱり大きい! 一緒に芝居をしていると「あぁ! これだよな、中村倫也の芝居!」という感覚があるし、僕が台本と違ったニュアンスを出しても、全部対応してくれるので安心安全。この作品での相性のよさを感じて、それがいい意味でプレッシャーにもなるし、刺激的です。これまでずっとニアミスだった倫也と芝居でガッツリ絡むべきタイミングは、まさに今だったんだろうなっていう感覚があります。兄弟だから感情的になるシーンもあって、そうやって向き合えるのがまたうれしいし、撮影は本当に楽しいです!
今回は、最終的に「この兄弟をもっと見たい!」と思わせる作品にすることが僕の理想。倫也と僕の2人だからこそ表現できることもあると思うし、完成作品でそれを確かめるのが楽しみです。

中村倫也(唐沢真佐人・役) 

僕は兄弟モノが好きなんですけど、出演したことはあまりないんです。今回は熱血刑事である兄と、知的エリート検事である弟が織りなす“不協和音な関係性”が面白く、楽しみながら台本を読ませていただきました。僕が演じる真佐人はポーカーフェイスで、実は甘えん坊なドM。そういう分かりづらいところは、自分と似ているかもしれないです。ただ、実際に演じるとなると…すごくいびつなヤツで、極度のブラコンという一筋縄では行かない役。そういうキャラクターの言動を演じていく上で、同業者の誰に聞いても「安心安全の共演者」だという(田中)圭さんの存在は、本当に心強いです。
圭さんとの芝居は、なんかいい匂いがするぞ、という感じ。具体的にはうまく説明できないので、言葉よりもっと深いレベルで感知しているのかもしれないです。撮影初日の再会シーンから、圭さんとだからこそできる“攻守交代の目まぐるしいやりとり”ができて、「役者をやっててすげぇ楽しかったな」とニヤニヤする瞬間を経験できました。圭さんとは“飛んできた矢印をそらすも返すも、曲げるも自在”のチームワークが築けていて楽しいです。ただ、法律用語の多いセリフに関しては、てんやわんやの毎日です。
この作品は“女性がボーッとして、男性がカーッとなれる作品”になる見込み。男から見ても「かっこいいな」という瞬間もあって、見どころが多いと思います。あとは編集次第です(笑)!

 

テレビ朝日 ドラマスペシャル
『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』

2020年3月15日(日) 午後9:00~放送

詳細は番組公式ホームページをご覧ください

原作小説について

大門剛、不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳

大門剛明著『不協和音』(PHP文芸文庫)

兄・炎の刑事vs弟・氷の検事。
土壇場で自白を覆す容疑者。伝説のスリの意外な正体。同時に発生する銀行強盗と誘拐事件。実直な警官の無謀な追走。放火魔の供述に秘められた真相……。
刑事だった父は、本当に冤罪を生んだのか――。京都府警捜査一課の川上祐介は、妻を殺したと自白しながら、黙秘に転じた被疑者に手を焼いていた。そこへ、京都地検から「不起訴」の連絡が届く。それを決めた担当検事は、父が違法捜査を疑われて失職した際に別の家の養子となった弟の真佐人だった。不起訴に怒る祐介に、真佐人は意外な一言を返す。
刑事と検事、それぞれの信念がぶつかり合う連作ミステリー。

 


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