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穂村弘著『鳥肌が』が第33回講談社エッセイ賞を受賞

PHP研究所刊、穂村弘著『鳥肌が』が、第33回講談社エッセイ賞を受賞しましたので、お知らせいたします。

穂村宏「鳥肌が」

講談社エッセイ賞

賞状・記念品および副賞各 100 万円
選考委員 岸本佐知子・酒井順子・東海林さだお・坪内祐三・林 真理子(五十音順敬称略)

 

本書について

小さな子供と大きな犬が遊んでいるのを見るのがこわい。自分以外の全員は実は......という状況がこわい。「よそんち」の不思議なルールがこわい。赤ちゃんを手渡されると、何をするかわからない自分がこわい......。
日常の中でふと覚える違和感、現実の中に時折そっと顔を覗かせる「ズレ」、隣にいる人のちょっと笑える言動。それをつきつめていくと、思わぬ答えが導き出されていく。こわいから惹かれる、こわいからつい見てしまう。ただ、その裏にあるものを知った時、もう今まで通りではいられない!?
ユーモア満載で可笑しいのに、笑った後でその可笑しさの意味に気がついたとき、ふと背筋が寒くなる。そんな44の瞬間を集めた、笑いと恐怖が紙一重で同居するエッセイ集。
カバーの触感、スピンなど、祖父江慎氏による、さらに「違和感」を増幅させる、一風変わった装丁にも注目!

税込価格 1,620円(本体価格1,500円)

 

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著者について

穂村弘(ほむら・ひろし)
1962年、北海道生まれ。歌人。1990年、歌集『シンジケート』でデビュー。エッセイ、評論、絵本、翻訳などでも活動中。
著書に、歌集『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『ラインマーカーズ』、エッセイ集『世界音痴』『にょっ記』『絶叫委員会』『君がいない夜のごはん』『蚊がいる』、詩集『求愛瞳孔反射』など多数。短歌評論『短歌の友人』で伊藤整文学賞を受賞。


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