ニュース
村山早紀著『桜風堂ものがたり』が本屋大賞にノミネート!
「2017年本屋大賞」に、『桜風堂ものがたり』がノミネートされました。「本屋大賞」の詳細については、こちらをご覧ください。
◆本書について
百貨店内の書店、銀河堂書店に勤める物静かな青年、月原一整は、人づきあいが苦手なものの、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てるケースが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で起こった万引き事件が思わぬ顛末をたどり、その責任をとって一整は店を辞めざるを得なくなる。
傷心を抱えて旅に出た一整は、以前よりネット上で親しくしていた、桜風堂という書店を営む老人を訪ねるために、桜野町を訪ねる。そこで思いがけない出会いが一整を待ち受けていた……。
一整が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人が、元同僚たちが、作家が、そして出版社営業が、一緒になってある奇跡を巻き起こす。
『コンビニたそがれ堂』シリーズをはじめ、『花咲家の人々』『竜宮ホテル』『かなりや荘浪漫』など、数々のシリーズをヒットさせている著者による、「地方の書店」の奮闘を描く、感動の物語。
◆著者について
村山早紀(むらやま・さき)
1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラひめのぼうけん』(童心社)、『コンビニたそがれ堂』、『カフェかもめ亭』、『海馬亭通信』、『その本の物語』(上)(下)、『ルリユール』、『天空のミラクル』(以上、ポプラ文庫ピュアフル)、『竜宮ホテル』、『花咲家の人々』(以上、徳間文庫)、『かなりや荘浪漫』(集英社オレンジ文庫)、『黄金旋律』(PHP文芸文庫)などがある。
Twitter ID @nekoko24
ホームページ http://kazahaya.milkcafe.to/