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第25回山本七平賞は加藤達也著『なぜ私は韓国に勝てたか』 。特別賞に三好範英著『ドイツリスク』
PHP研究所(京都市南区西九条北ノ内町11、代表取締役 清水卓智)は、9月12日(月)午後6時から、「新ばし 金田中(かねたなか)」にて、第25回山本七平賞の最終選考会を開催しました。その結果、以下のとおり受賞作が決定しましたので、ここにお知らせいたします。
【山本七平賞】
受賞作:『なぜ私は韓国に勝てたか』(産経新聞出版 2016年2月2日)
著 者:加藤達也(かとう・たつや)
1966年6月11日、東京都生まれ。91年、産経新聞社入社。浦和総局、夕刊フジ報道部を経て99年から社会部で警視庁(公安・警備部門)、拉致問題などを担当。2004年、韓国・延世大学校で語学研修。社会部、外信部を経て10年11月からソウル特派員、11年11月、ソウル支局長。14年10月から社会部編集委員。
【特別賞】
受賞作:『ドイツリスク』(光文社新書、2015年9月20日)
著 者:三好範英(みよし・のりひで)
1959年1月18日、東京都生まれ。東京大学教養学部相関社会科学分科卒。82年、読売新聞入社。90~93年、バンコク、プノンペン特派員。97~2001年、06~08年、09~13年、ベルリン特派員。現在、編集委員。著書に『特派員報告カンボジアPKO 地域紛争解決と国連』『戦後の「タブー」を清算するドイツ』(以上、亜紀書房)、『蘇る「国家」と「歴史」 ポスト冷戦20年の欧州』(芙蓉書房出版)。
副賞として本賞には300万円、特別賞には30万円、それぞれに記念品として腕時計、山本七平著『静かなる細き声』の特装本を贈呈します。
贈呈式は11月29日(火)午後6時より、帝国ホテル東京にて行います。
山本七平賞は、1991年12月に逝去された山本七平氏の長年にわたる思索、著作、出版活動の輝かしい成果を顕彰することを目的に、1992年5月に創設されました。賞の対象となる作品は前年7月1日から当年6月末日までに発表(書籍の場合は奥付日)された、書籍、論文で、選考委員は、伊藤元重(学習院大学教授)、呉 善花(拓殖大学教授)、中西輝政(京都大学名誉教授)、養老孟司(東京大学名誉教授)、渡部昇一(上智大学名誉教授)の5氏。
★過去の受賞作などはこちら⇒PHP研究所 山本七平賞