雑誌
歴史街道 2025年4月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、
〈戦艦大和と沖縄特攻――日本海軍“最後の出撃”〉です。
80年前の昭和20年(1945)4月7日、日本海軍が誇る戦艦大和が、沖縄への海上特攻の最中、アメリカ軍との激闘の末に沈みました。なぜ、大和は特攻することとなったのか。そして日本海軍の艦隊にとって、事実上、最後の戦いとなった坊ノ岬沖海戦の実相とは――。
大和と同じように特攻に向かった航空隊や艦艇の苦闘も含め、その全貌を改めて検証します。
特集2は、〈戦国時代の「名僧」たち〉。
激しい戦いが繰り広げられた戦国時代において、武将たちを陰から支えた僧侶たちがいました。時には武将の心に安寧をもたらし、時には知恵を授けたり……。彼らの活躍に触れれば、戦国時代の新たな側面が見えてくるはずです。
特別企画は、〈謎多き人物・平賀源内の正体〉。
大河ドラマ『べらぼう』で注目されている平賀源内は、「エレキテルの発明家」というイメージで有名です。しかし、あふれんばかりの彼の才能はそれにとどまらず、「日本のレオナルド・ダ・ヴィンチ」とも称され、かえって、その実像が見えにくくなっています。果たして彼は何を考え、何を成し、どんな人生を歩んだのでしょうか。知れば知るほど惹かれる、源内の人物像に迫ります。
〈戦艦大和と沖縄特攻――日本海軍“最後の出撃”〉です。
80年前の昭和20年(1945)4月7日、日本海軍が誇る戦艦大和が、沖縄への海上特攻の最中、アメリカ軍との激闘の末に沈みました。なぜ、大和は特攻することとなったのか。そして日本海軍の艦隊にとって、事実上、最後の戦いとなった坊ノ岬沖海戦の実相とは――。
大和と同じように特攻に向かった航空隊や艦艇の苦闘も含め、その全貌を改めて検証します。
特集2は、〈戦国時代の「名僧」たち〉。
激しい戦いが繰り広げられた戦国時代において、武将たちを陰から支えた僧侶たちがいました。時には武将の心に安寧をもたらし、時には知恵を授けたり……。彼らの活躍に触れれば、戦国時代の新たな側面が見えてくるはずです。
特別企画は、〈謎多き人物・平賀源内の正体〉。
大河ドラマ『べらぼう』で注目されている平賀源内は、「エレキテルの発明家」というイメージで有名です。しかし、あふれんばかりの彼の才能はそれにとどまらず、「日本のレオナルド・ダ・ヴィンチ」とも称され、かえって、その実像が見えにくくなっています。果たして彼は何を考え、何を成し、どんな人生を歩んだのでしょうか。知れば知るほど惹かれる、源内の人物像に迫ります。
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特集1 戦艦大和と沖縄特攻 日本海軍“最後の出撃”
【総論】 戦後八十年のいま、世界最大の戦艦をどう評価すべきか |
戸高一成 |
14p |
なぜ「天一号作戦」は敢行されたか…戦略から読み解く |
大木 毅 |
26p |
菊水作戦 陸海軍特攻隊による波状攻撃がもたらしたもの |
源田 孝 |
33p |
坊ノ岬沖海戦 伊藤整一の覚悟と戦艦大和の最期 |
松田十刻 |
40p |
霞、涼月、初霜、冬月…それぞれの想いで激戦に臨んだ駆逐艦 |
吉野泰貴 |
48p |
小説、映画、アニメ…戦後「大和」はどう描かれてきたか |
水島吉隆 |
56p |
VISUAL1 戦艦大和を分析! 性能と兵装を米艦と比較すると… |
22p |
|
VISUAL2 沖縄へと向かった艦隊――その編制と航跡 |
24p |
特集2 信長、信玄も支えた! 戦国時代の「名僧」たち
【総論】 武将はなぜ僧侶を頼り、僧はいかなる役割を果たしたか |
小和田哲男 |
100p |
【列伝】 快川紹喜、虎哉宗乙、板部岡江雪斎…様々な顔を持つ七人 |
鷹橋 忍 |
106p |
特別企画 発明家? 作家? 鉱山技師? 謎多き人物・平賀源内の正体
|
新戸雅章 |
69p |
巻頭グラビア
この人に会いたい vol.209 |
桜井玲香 |
7p |
連載小説、ついに完結!
大日の使徒 ザビエルとヤジロウ 最終回 |
川越宗一 |
86p |
好評連載
漫画家に聞く! 第25回 坂上暁仁 江戸の職人の日常を描く |
66p |
短期集中連載小説
いろいろ養生仕り候えども 蹴鞠の巻(中編) |
山本幸久 |
78p |
読み物
古代エジプト王からマリリン・モンローまで 「香り」と「匂い」の世界史 |
奈落一騎 |
60p |
古代日本は想像以上に国際色豊か! 誰がなぜやってきたか |
古川順弘 |
114p |
作家・童門冬二氏追悼企画 人間が人間であることを続けるために~アフター・コロナの時代に向けて思うこと~ |
童門冬二 |
120p |
連載 ほか
この著者に注目! 山本陽子 |
98p |
|
巻末グラビア 時代の荒波を生きた 世界のクイーン&プリンセス 第3回 メアリ・ステュアート |
菊池昌彦 |
130p |
歴史街道伝言板 |
94p |
|
BOOKS・TOPICS 私の一冊(伊吹亜門) |
96p |
|
年間購読のご案内 |
124p |
|
読者アンケートのご案内 |
125p |
|
次号予告! |
126p |
|
歴史街道脇本陣 |
127p |
|
表紙画・表紙のことば 大和心で大和を、大和歌として詩う |
黒鉄ヒロシ |
3p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。