高校三年の後半に好きな人ができたのですが、告白することができずに卒業を迎えてしまいました。しかし、どうしてもあきらめることができなかったので、友達の協力でメールアドレスを手にすることができました。

　彼女とは二、三年同じクラスで少しではありますが、ほぼ毎日言葉を交わしていました。席がとなりのときは、二人でしゃべり過ぎてよく先生に注意されたりしていたので、仲は悪くないと思います。

　大学の入学式前に告白しようと思い、呼び出しのメールを送ったのですが、メールにしてと言われました。

　結局メールで告白したのですが、友達としか見れないと言われ、振られてしまいました。

　でも、振られたにもかかわらず未だ彼女のことをあきらめることができません。

　さらにはこの先、彼女より好きになれる女性があらわれるとは思えなくなり、彼女との人生しか考えられなくなっています。

　だからといって、もう一度告白して振られることでさらに気まずくなるのも嫌です。

　僕はどうしたらいいのでしょうか。

（18・男性・大学生）

　半年前、あなたが告白の決意を胸に連絡したというのに、彼女はあなたに逢ってはくれなかった。そして、メールに書かれていた「友達としか見られない」の言葉……。

　残念ながら、それが彼女の答えだったような気がします。

　もしも、そのとき彼女には熱い想いを抱くような男性がいなかったとしても。夏をはさんだ今までの数ヶ月の間。

　心ときめく人との出逢いがあった可能性も否めません。

　反対に、ひどい失恋をして、失意の秋を迎えているかもしれません。

　そのあたり、微妙なところかと思います。

　どうしても彼女が忘れられないのであれば、今現在の彼女がどんな心境にあるのか、さりげなく彼女の友達に訊いてみたりした上で、もう一度、告白してみるというのも、ひとつの考えでではないでしょうか？

　春と同じ答えが返ってきて、気まずくなりたくないというあなたの気持ちはよくわかります。

　気まずくなって、連絡もとれなくなるのは嫌だという想いが強いのであれば、今まで通り“友達”としてのスタンスを貫くしかないような気がします。

　十代の女の子の恋心は、思いがけない、ふとしたきっかけで揺れ動いたりすることもあります。

　教室で親しくおしゃべりをしていたクラスメイトのひとり……今まで“友達”としか思っていなかった同級生に、ある日、突然、恋愛感情を抱くようになることも稀有なわけではありません。

　自分の感情を表に出さないように彼女と接するのは辛いかもしれませんが、友達として、彼女との絆を築く中で、そんなタイミングが訪れるのを待つ、という道もあります。

　あなたがどの道を選択するにしても……。

　少なくとも、私はあなたを応援しています。

　元気を出してくださいね。

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