恋愛相談室
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遠距離の彼から連絡が途絶え、不安ばかりがつのり…… |
「遠距離恋愛」というほど遠くの彼ではありません。
私にとっては、初めての遠距離恋愛に値するほど3時間離れた所に住む6つ年上の彼です。 彼の仕事は営業。時間が不規則なのは分かっています。更に彼は、地域活性化(ボランティアちっくな)団体に所属をしていて仕事就業後、土日に活動があれば熱心に活動に参加をしている人です。 出会った頃は、忙しいながらもメールは必ず返してくれました。毎日とはいきませんが、午前様でなければ電話もありました。 このように少し遠くに住み、忙しい彼ですから、会うのは2週間に1回のペース。 なかなか会えなくても私は不満など感じた事がありません。むしろ行動的な彼に魅かれていました。 しかし、先日、会う約束をしていた日に『急遽、会議がはいった為、行けなくなりました』というメールが届き、以来、連絡がなくなりました。 私がメールをしても電話をしても返事がありません(メール&電話を1回ずつしました)。 着信に気が付いたなら電話をくれる人が、電話をくれなくなり心変わりでもしたのかと不安な気持ちでいっぱいです。 連絡が途絶えたまま、もう10日が過ぎます。 私は、彼に好きな人ができても心変わりをしていても彼の口から聞きたいです。 今後の私の人生の為に……。 この不安な気持ちを引きずらない為にも連絡が取れるまで電話をしていいものなんでしょうか? ご指導のほどよろしくお願いいたします。 (31歳・女性・会社員) |
回 答 |
まず……“遠距離恋愛”の定義なんてありません。
使用する交通機関にもよるとは思いますが、あなたのように、片道三時間かかるのは、立派な“遠距離”かと思います。 問題なのは、彼氏の連絡が途絶えてしまったということ。 いつも、メールや着信に、返事をくれていたのに、なぜ……? その理由を知りたいのであれば、あなた自身が彼の元を訪ねてみるしかないのかもしれません。 私もあなたと同じような疑心暗鬼の胸中に陥ったことがあります。 かつて、結婚を意識し、おつきあいをしていた男性が、突然、転勤で地方に赴任することになり、まさしく遠距離恋愛をしていたときのことです。 こちらから逢いにゆくのは、交通費がかさむこともあり、そう頻繁に、彼の住む街へは行けませんでしたが……。 ある晩、彼の自宅に電話をしたら、女性が出ました。そして「誰?」と聞かれました。 留守電か、あるいは彼が出るものと思っていた私は、絶句したきり、「ごめんなさい。間違えました」とだけ、やっとつぶやくように言って、受話器を置きました。なぜ、彼の部屋にかけた電話に女性が出るの?……と混乱していましたが、もしかしたら、私が間違った番号に電話したのだと思ったのです。彼の携帯にかけると、相変わらず「留守番サービスにおつなぎします」というメッセージ。 もう一度、今度は、絶対に間違えないように、プッシュホンの数字を押す自分の指を、ひとつひとつ確認しながら、彼の自宅に電話しました。 電話に出たのは……やはり同じ女性の声でした。「誰?なんなの?」と聞かれました。 それからは、おきまりの醜いやり取りです。「あなたこそ、誰なの?」――と。 その彼女だけでなく、彼の周辺に他の女性もちらついていたことに気づいていた私は、もう彼に対する想いを断ち切ることに決めました。 ごめんなさい。これは“遠距離恋愛”にまつわる私の辛い追憶に過ぎません。 もしかしたら……あなたの取り越し苦労で、あなたの彼は純粋に仕事が忙しいだけなのかもしれません。 ただ、今のあなたは……彼の顔を見て、現在の生活ぶりをこの目で確かめてみなければ、納得できないかと思います。 片道三時間なんて、短い距離です。 彼のことばかりが気になって、仕事も手につかないというのであれば、いっそ、スケジュールを調整して、彼の元へ行ってみたらいかがですか? 逢えば、すべてのわだかまりが氷解するかもしれません。 追伸。 私が携帯で連載している小説「さよならの向こう側」は、もう読んでいただけましたか? 予定より、だいぶ遅くなってしまいましたが、これから、第二章・里桜と龍之介の遠距離恋愛がスタートします。 逢いたいのに逢えない淋しさ……あなたにも、共感できる部分があれば……と思っています。 |
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