こころ相談室
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仕事を続ける自信がなくて |
はじめまして、よろしくお願いします。実は仕事を辞めようか悩んでいます。
私はどちらかというと人より手が遅く、人の倍の時間がかかっています。それで、3年目になって初めて後輩もでき、指導をしなければならない立場なのに、自分の作業が精一杯。指導どころか自分の仕事も一人で残業をする始末です。 先輩達もいらだち始めて「一体毎日何やってるの」と言われてしまい、だんだん自信をなくしてきました。後輩が3人入ってきたことによって、今まで私が一人でかかえていた仕事が分散されて、なんだか自分は会社に必要のない人間のような気がしてきました。 今回入ってきた後輩の一人は私よりも年上で、大学院を卒業されたエリートで、思ったことをはきはきと言える人。質問も沢山されるのです。私は先輩が忙しいから悪いと思って質問をできず我慢というか遠慮をしてきた方なのですが、その後輩は私のコンプレックスになっている部分がちゃんとこなせる人なので自分が嫌になってきています。 先輩達も明らかにその後輩に対して好感触を持っているので会社にいるのがつらいです。しかも、一番慕っていた先輩が上司との折り合いが悪く退職をすることになっているので頼れる人がいなくなってしまいます。どうやってこれを切り抜けていけばよいのか、ご教授よろしくお願い申します。 (23歳、会計事務員) |
回 答 |
仕事をする上で重要なことは、できるだけ仕事の役割に徹することです。
先輩が忙しいから悪いと思って質問をしないで我慢してきたというのは、いかにもあなたらしいのですが、それは仕事以外のレベルではそう言えるのであって、質問をしないことが仕事のはかどりを悪くしているとすれば、決して誉められたことではありません。 しかも、そういう質問を通じたやりとりもまた職場内のコミュニケーションを潤滑にしている要素であることも忘れてはいけないことです。 新しく入ってきた方は、あなたよりも年上にもかかわらず、質問をたくさんしてくるということなので、そういう役割意識が高い人と思われます。ぜひ、その方を見習うといいですね。 仕事を辞めるかどうかについては何とも言えませんが、せっかくそういう見本のような人がいるのですから、辞めるにしても、その前に少しでもそれを盗んでからにしましょう。 それから、仕事の遅い人というのは、遅い代わりに仕事が丁寧で正確という特徴があります。その線は崩さないこと。あとは、朝と帰りの挨拶だけは明るく元気良くすることですね。 |
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