1995年神奈川県生まれ。人気アイドルグループAKB48のメンバー。愛称はなっきー。2012年5月AKB48第14期研究生オーディションに合格。13年6月日本武道館における研究生コンサートで日本国憲法を暗唱して話題となる。同年8月に昇格してAKB48Team4に所属。14年4月AKB48TeamBに移籍、慶應義塾大学経済学部に入学。同年6月AKB48選抜総選挙で初のランクイン。
京都府生まれ。九州大学法学部教授(憲法学)。1994年東京大学法学部を卒業後、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程、博士課程、パリ第10大学大学院博士課程を経て、2002年より現職。主な著作に、『憲法学の世界』(編著、日本評論社、2013年)、『リアリズムの法解釈理論』(編訳、ミシェル・トロベール著、勁草書房、2013年)などがある。
もしも国民的アイドルが、日本国憲法を本気で学んだら……。
日本武道館のステージで憲法を暗唱して聴衆を沸かせた高校生(当時)アイドルが、気鋭の憲法学者による講義をマンツーマンで受けた結果、日本一わかりやすい憲法の入門書ができました!
とはいえ、「人権論」から「統治機構論」へと展開する本書の内容は、かなり本格的なもの。「表現の自由」が憲法全体に果たす役割の重さには驚きを禁じえません。また、恋愛の自由、パパラッチの問題など、アイドルなら気にせずにはいられない事象についても、真正面から論じています。さらには、今夏、国内外で注視されている「集団的自衛権」の問題についても、ガチンコで議論を戦わせている大注目の1冊です。
「大学で憲法を専門的に勉強している学生にも読んでほしい」(南野)
「基本を理解し、守り、発展させることの重要性を学びました」(内山)。
憲法を暗唱するアイドルと気鋭の憲法学者による1億人のための憲法講義
もしも国民的アイドルが日本国憲法を本気で学んだら……。
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